三菱重工のエアコンでは、故障や異常を検知すると
リモコンや本体に**「E6」「P9」「U1」**のような英数字が表示されます。
これは、機械が自動で異常箇所を診断した「自己診断コード」です。
コードを確認することで、修理や点検の目安がすぐにわかります。
リモコンの「チェック」または「故障診断」ボタンを押す
表示部にエラーコードが表示される(例:E6、P9など)
表示内容をメモして、下記の一覧で原因を確認
※ 機種によっては、室内機ランプの点滅回数で判断するタイプもあります。
| エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| E6 | 室外ファンモーター異常 | 室外機のファンが回らない・異音。ゴミ除去またはモーター交換。 |
| P9 | 室内熱交換器センサー異常 | センサーの接触不良・断線。修理業者に依頼。 |
| U1 | 室内外通信エラー | 接続不良・電源トラブル。電源リセットで改善する場合あり。 |
| E3 | 室外機基板異常 | 制御基板の不良。修理または交換。 |
| E5 | 室外温度センサー異常 | 外気温センサー断線。業者による交換が必要。 |
| P8 | 室内ファンモーター異常 | フィルター詰まり・モーター劣化。清掃または交換。 |
| U4 | 室外機電源異常 | 電圧の不安定・配線不良。点検が必要。 |
| E7 | 冷媒回路異常 | 冷媒漏れ・圧力異常。ガス補充・修理が必要。 |
💡 よく出る代表コードTOP3:
→ E6(室外ファン)/P9(センサー)/U1(通信)
冷房・暖房時に室外機が動かない、風が出ないときに発生します。
原因:
ファンモーターの故障
ファンの回転不良(ゴミ・氷・ホコリ)
基板制御の異常
対処法:
室外機の周囲を清掃
電源リセット(ブレーカーOFF→5分→ON)
改善しなければ修理業者に依頼
室内の温度を検出するセンサーの不具合。
冷暖房の効きが悪くなることがあります。
対処法:
センサーの配線が抜けていないか確認(業者点検)
室内機と室外機の通信ができない状態。
電源トラブルや接続コネクタの不良が原因です。
対処法:
電源をOFFにして5分後に再起動
改善しなければ配線点検または基板交換
リモコンで「停止」ボタンを押す
エアコンの電源プラグを抜く or ブレーカーをOFF
5分待って再度ONにする
一時的なエラーならリセットで解消しますが、
同じコードが再表示される場合は、部品の故障の可能性が高いです。
エラーコードは「異常箇所を知らせるサイン」
軽度ならリセット・清掃で解消
ファン・通信・冷媒系のトラブルは専門業者に相談
早めの対応で、故障拡大や高額修理を防げます。
「E6」「P9」「U1」などのエラーが出たら、慌てず原因を確認しましょう。
★当方では修理もご対応可能でございます。
お気軽にご連絡下さい!