東芝(TOSHIBA)のエアコンは、異常が発生するとリモコンや室内機のランプ点滅・エラーコード表示で知らせます。
表示される英数字(例:H03、E01、C05)は、どの部分に異常があるかを示す「自己診断コード」です。
まずは、以下の方法でエラーコードを確認しましょう。
リモコンの「チェック」または「診断」ボタンを押す
液晶画面に英数字が表示される
表示されたコード(例:H03、E01など)をメモして原因を確認する
| エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| H03 | 室内ファンモーター異常 | ファンが回らない・異音。フィルター清掃またはモーター交換。 |
| E01 | 室内外通信異常 | 室内機と室外機の通信断。電源リセットで改善する場合あり。 |
| C05 | 室外温度センサー異常 | センサーの断線・接触不良。修理業者に依頼。 |
| P04 | 冷媒圧力異常 | ガス圧の過大・過小。ガス漏れ・詰まりなど。 |
| E12 | ドレンポンプ異常(水漏れ) | ドレンホース詰まり、ポンプ不良。清掃・交換。 |
| H04 | 室外ファンモーター異常 | 室外機のファン停止・モーター劣化。 |
| E03 | 室外基板通信エラー | 接続・制御基板の不良。リセットで改善しなければ修理。 |
💡 よくある上位3コード:
→ H03(室内ファン)/E01(通信エラー)/C05(センサー)
冷暖房中に風が出ない、運転が止まるなどの症状が出たときに発生します。
原因は、ほこりの蓄積やモーターの故障が多いです。
対処法:
電源を切り、フィルターや吹き出し口を清掃
改善しない場合はモーター交換が必要(業者対応)
室内機と室外機の信号が正しく伝わらないときに発生。
一時的な電圧変動や接続不良が原因のこともあります。
対処法:
電源プラグを抜いて5分ほど待ち、再接続
ブレーカーを落としてリセット
再発する場合は、配線または基板不良の可能性あり
外気温を測定するセンサーの異常で、冷暖房能力が低下します。
対処法:
センサー接触不良、断線の点検が必要
エラーが一時的なものであれば、リセット操作で解消する場合があります。
リモコンで電源を「切」にする
コンセントを抜く or ブレーカーをOFFにする
約5分待ってから電源を入れる
それでも同じコードが出る場合は、内部部品の故障の可能性があります。
エラーコードは「どこが異常か」を知らせる大切なサイン
軽度なエラーはリセット・清掃で直ることもある
ガス・基板・モーター関連は必ず専門業者に依頼
早めの対応が、修理費用を抑え、長持ちさせるコツです。
「H03」「E01」などが出たら、焦らず原因をチェックしましょう。
★当方では修理もご対応可能でございます。
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